高尾山に初詣にいってきました

店長2025 ニューズレター

こんにちは。令和7 年が始まりました。いかがお過ごしでしょうか。

我が家では、毎年1 月2 日の早朝に八王子の霊峰・高尾山に上り、御護摩修行で御札を授かるのが恒例です。
しかし、息子たちが、今年は2 日・3 日の箱根駅伝中継をスタートから観たいといいだしました。
両日の駅伝のスタート時刻は午前8 時からなので、いつものスケジュールではその時間に家にいることが厳しい。
そうしたところ、次男の野球部で高尾山へ必勝祈願にいくと連絡がきました。
家族の初詣に行くと次男は二度も山を上ることになるので、今回は、妻と長男との3 人で4 日の早朝に初詣にいきました。 
4 日の早朝に高尾山を上るのは初めてです。今回は、朝一番の6 時の護摩焚きの時間に合わせて登山道を上ります。
いままでは、長男がひょうひょうと先に上っていくので、私が彼についていき、妻は、文句を言いながら嫌々上る次男に付き添ってゆっくりゆっくり上っていました。
今回は長男を先に行かせ、私が妻と一緒に上ることにしました。
坂が緩やかな序盤はよかったのですが、勾配が少しきつくなってくる頃には、妻は10mほど上がっては立ちどまり、また上がっては立ちどまるを繰り返して、少しずつ上りました。
勾配が落ち着くケーブルカー乗り場で、先行した長男が待っていましたが、30 分ほど前からいたようで、寒さで震えていました。
次男がいなくても時間は変わらなかったようです(笑)。

さらに15 分ほど歩き、護摩焚きのある薬王院に到着しました。
しかし、明かりも人気も全くありません。
手水所で清めようと思いましたが、水さえ出ていません。護摩修行の受付の寺務所も暗いままです。
時間を間違えたかなと不安になりましたが、事務所の前に早朝受付場所の案内があったので安心しました。
受付後、寒さが増す中で30 分ほど本堂が開放されるのを待ちました。
いつもは開運うちわやお守りを販売して活気がある本堂前には、うっすらと本堂の明かりが射すだけで、閑散としていました。
三が日を過ぎると、こうも違うのかと。やっと本堂が開き、中に入ると椅子が用意されていました。
いつもは参拝者で8割方埋まる本堂内ですが、今回の護摩焚きの参加者は20 人にもいません。
元日から毎日通っている方の話では、朝一の護摩焚きは、2 日までは満員だけど、3 日は7 人だったよと笑っていました。
ただ、いつもは端の方で所狭しと畳に座って説法を聞いているのと違い、今回は椅子に座り、正面で手を合わせてお坊さんの顔を拝見しながらお話を聞けたのはとても良かったです。

護摩焚きが終わり、御札をもらって本堂の外に出ると、うっすらと明るくなっていました。
より寒さが増し、手袋をしていても、指先まで痛いほどでした。
上ってきた同じ登山道を通り、下山しました。
下り勾配に太ももとふくらはぎが悲鳴を上げていましたが、日の出前の山道は、霧が立ち込めとても神秘的でした。 

7 時過ぎに高尾山を後にし、マクドナルドのドライブスルーを経由して、家に着いたのは8時前でした。
この時間なら箱根駅伝のスタート時間に間に合いましたね。
次男もまだ寝間着のままでした(笑)

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