10 月中旬、13 年間暮らした自宅を離れ、仮住まいへの引っ越しを終えました。感慨深さと慌ただしさが入り混じる中での数週間でした。
8 月頃から、建て替え期間の約6 か月間を過ごす仮住まい探しを始めました。
住宅展示場に併設されている短期入居専門の不動産会社を訪れ、予算と次男の中学校の学区内という条件で物件を探しましたが、希望に合うところはなかなか見つかりません。家賃や間取りなどを妥協しながらも、夫婦で相談し、今の家から車で5 分ほどの物件にしようとしました。そんな矢先、次男が「中学校から今より遠い」、「部活終わりに野球部の友達と一緒に帰れない」と不満を口にしました。自分で賃貸サイトを調べ、希望の物件を見つけてくるくらいです。
短期契約の難しさを説明しても次男は納得せず、何度か言い合いになりました。しかし、最終的に実際の物件を見に行くと、駅が近く飲食店も多い立地に次男の顔がほころび、「しょうがないな、ここでいいよ」と折れてくれました。
長男は駅までの距離が短くなり、ご満悦の様子でした。
こうしてやっと家族全員の納得する仮住まいが決定しました。
今回の引っ越し作業は業者に頼まず、家族と私の兄の力を借りて土日で敢行しました。
翌週月曜には解体が始まるため、どうしても2 日で終わらせる必要がありました。
最大の難関は2 階キッチンの冷蔵庫。兄と息子達と4 人がかりで運び出しましたが、階段が狭く、最後は冷蔵庫を逆さまに近い形で下ろすという禁じ手に。
そしてコンプレッサー周辺を何度も階段に打ち付けてしまい、仮住まいに設置後、電源を入れる勇気が出ず、新品を購入する羽目に。。
建て替え後に新調する予定だったので、「少し早まっただけ」と自分に言い聞かせました(汗)。
荷物はどうにか2 日間で運び終えたものの、不要品の処理が追いつかず、庭の片隅に残してしまいました。
解体業者に相談すると「重機が入るまでに片付ければ大丈夫」とのことで、数回に分けて市の処分分場へ自分で持ち込みました。
近場への引っ越しだったからこそなんとかできましたが、もし遠方だったらと思うとぞっとします。
今回の経験で、見通しの甘さを痛感したので、次回の新居への引っ越しでは、少なくとも冷蔵庫
は業者さんにお願いしようと思います。



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